3/21(祝)に多賀城文化センター(第3会議室)にて将棋講座と1日将棋道場を開催します。
申込は不要です。参加は無料ですので、お好きな時間にお気軽にお越し下さい。
◆将棋戦法講座 一手損角換わり戦法 9:30~10:45
プロ棋士でも指す「一手損角換わり戦法」。後手番の上にさらに手損してどうして戦法として
成立するのか、そのメカニズムと狙い、そして実戦例をご紹介します。
9:30~10:10 一手損角換わりの基本
10:10~10:50 実戦紹介
◆将棋勉強法講座 11:00~12:00
「将棋はどうしたら強くなれるのか」これはプロアマ問わず永遠の課題かも知れません。
羽生名人も10級のお子さんも将棋をやっている人であれば誰しもが今より強くなりたい、と
思っていると思います。
そこで今回は「将棋の勉強方法」にスポットを当てて、プロ棋士から仕事や学校と並行して
将棋のレベルアップを目指すアマ強豪の勉強方法を紹介します。
自分に合った勉強方法は何か、ヒントを見つけてもらえればと思っています。
11:00~11:45 各勉強方法の紹介(詰将棋・棋譜並べ・実戦・研究・ネット将棋・その他)
11:45~12:00 個人別勉強方法紹介(プロ・アマ強豪・学生強豪)
◆1日将棋道場 12:30~17:00
フリーで対局できる将棋道場です。
13:00からは春休みミニトーナメント(優勝・準優勝者に賞品あり)を行います。
フリー対局でも良成績者には賞品を用意しています。
2015年2月16日月曜日
2/11(祝) 1日将棋塾開催報告
遅くなってしまいましたが、2/11(祝)に多賀城文化センターで「1日将棋塾」を開講しました。
将棋教室や道場、指導対局とも違うテーマ別の講座形式で新たな試みでした。
※当日の模様を画像に収める事が出来ませんでしたので、文章のみの報告になります。
(1) 初心者講座(9:30~10:30)
駒の動かし方や名前も分からないという方対象の講座です。6名の方が受講しました。
少し知っているという人もいたので、駒の名称・動き方の確認。ルールやマナーなど、
そして駒を使う(取る・成る・打つ)、王様の囲いや攻めの構え、詰みの形などを大盤を
使って説明しました。
(2) 初級者講座(10:45~11:45)
(1)に引き続いての参加者も含めて10人の方が参加。まずは駒の使い方の確認をして
から将棋の全体の流れを知ってもらうために、振り飛車戦法を基本に、玉の囲い方(飛
車の反対に金銀3枚で囲う)、攻めの構え(飛車角銀桂)の作り方から、戦いの始まり(
駒の交換→敵陣へ進入)、寄せから詰みへ(囲いを崩して、王様の守りを弱めて詰将棋
の形に近付ける)を説明しました。
(3) 序盤講座(13:00~13:50)
午前中と入れ替わりはあったものの参加者も20名くらいに。まずは基本的な形として
(A)相居飛車 (B)居飛車対振り飛車(対抗形) (C)相振り飛車 (D)横歩取り・相掛か
り (E)角交換型 の5つの組み合わせがあり、(A)から(D)のそれぞれの様々な囲いや
攻めの布陣、戦いが始まるまでの流れを紹介しました。
※(E)の角交換型は3月に行う講座で詳しく解説します。
(4) 中盤講座(14:00~14:50)
ここから参加される方も多く、用意した25枚のプリントでも足りなくなり、会場は自由対局
スペースもなくなってしまいました。
(3)で紹介した(A)~(C)の形からそれぞれの中盤での狙いと攻防を解説。中盤は基本
的に、駒がぶつかる(開戦)~駒を上手く使う(交換する・働かせる)~対抗形の場合は
敵陣に進入する、相居飛車または相振り飛車の場合は攻めの拠点を作る~囲い崩しに
手を付ける、という流れで出来ているという事を説明しました。
(5) 終盤講座(15:00~15:50)
まずは(3)で行った(D)の横歩取り・相掛かりは中盤戦が短い独特の戦いなので、この
形の攻防を解説。その後、実戦図を使っての局面の形成判断方法(駒の損得、働き、王
の堅さ、手番)を解説。それに応じて攻め・受け・凌ぎ・詰みなどの次の一手を考えてもら
いました。
終盤戦の流れは王様の囲いを崩す~王様を包囲する~詰みに討ち取るという事も確認
しました。
(6) 実戦講座(16:00~16:30)
実戦譜を基に(3)~(5)の講座内容を実戦の流れに沿って確認しながら並べました。中
盤・終盤で大切な手筋。特に歩の手筋が多く出た居飛車対振り飛車の対抗形の将棋を
基にしました。
30名近くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
まとまっての講座というのは難しいかも知れませんが、こういった戦法やテーマ別の講座
はまた行いたいと思っています。
将棋教室や道場、指導対局とも違うテーマ別の講座形式で新たな試みでした。
※当日の模様を画像に収める事が出来ませんでしたので、文章のみの報告になります。
(1) 初心者講座(9:30~10:30)
駒の動かし方や名前も分からないという方対象の講座です。6名の方が受講しました。
少し知っているという人もいたので、駒の名称・動き方の確認。ルールやマナーなど、
そして駒を使う(取る・成る・打つ)、王様の囲いや攻めの構え、詰みの形などを大盤を
使って説明しました。
(2) 初級者講座(10:45~11:45)
(1)に引き続いての参加者も含めて10人の方が参加。まずは駒の使い方の確認をして
から将棋の全体の流れを知ってもらうために、振り飛車戦法を基本に、玉の囲い方(飛
車の反対に金銀3枚で囲う)、攻めの構え(飛車角銀桂)の作り方から、戦いの始まり(
駒の交換→敵陣へ進入)、寄せから詰みへ(囲いを崩して、王様の守りを弱めて詰将棋
の形に近付ける)を説明しました。
(3) 序盤講座(13:00~13:50)
午前中と入れ替わりはあったものの参加者も20名くらいに。まずは基本的な形として
(A)相居飛車 (B)居飛車対振り飛車(対抗形) (C)相振り飛車 (D)横歩取り・相掛か
り (E)角交換型 の5つの組み合わせがあり、(A)から(D)のそれぞれの様々な囲いや
攻めの布陣、戦いが始まるまでの流れを紹介しました。
※(E)の角交換型は3月に行う講座で詳しく解説します。
(4) 中盤講座(14:00~14:50)
ここから参加される方も多く、用意した25枚のプリントでも足りなくなり、会場は自由対局
スペースもなくなってしまいました。
(3)で紹介した(A)~(C)の形からそれぞれの中盤での狙いと攻防を解説。中盤は基本
的に、駒がぶつかる(開戦)~駒を上手く使う(交換する・働かせる)~対抗形の場合は
敵陣に進入する、相居飛車または相振り飛車の場合は攻めの拠点を作る~囲い崩しに
手を付ける、という流れで出来ているという事を説明しました。
(5) 終盤講座(15:00~15:50)
まずは(3)で行った(D)の横歩取り・相掛かりは中盤戦が短い独特の戦いなので、この
形の攻防を解説。その後、実戦図を使っての局面の形成判断方法(駒の損得、働き、王
の堅さ、手番)を解説。それに応じて攻め・受け・凌ぎ・詰みなどの次の一手を考えてもら
いました。
終盤戦の流れは王様の囲いを崩す~王様を包囲する~詰みに討ち取るという事も確認
しました。
(6) 実戦講座(16:00~16:30)
実戦譜を基に(3)~(5)の講座内容を実戦の流れに沿って確認しながら並べました。中
盤・終盤で大切な手筋。特に歩の手筋が多く出た居飛車対振り飛車の対抗形の将棋を
基にしました。
30名近くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
まとまっての講座というのは難しいかも知れませんが、こういった戦法やテーマ別の講座
はまた行いたいと思っています。
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